歯周病は、歯垢(プラーク)の中に含まれる細菌によって引き起こされます。
歯垢(プラーク)の中の細菌は、バイオフィルムにより歯面に吸着します。
では、その細菌はどこから来るのでしょうか?
口腔内には、常在菌(人体に日常的に生息する細菌)が生息しており、無菌ではありません。
しかし、この常在菌のうち、歯周病原生細菌(A.a菌、P.g菌、T.f菌、T.d菌など)といわゆる細菌が急激に増加したり、本来いないはずの歯周病原生細菌が突然入りこんできたときに、歯周病は感染症として発生します。
また、通常の常在菌でも免疫力の低下によって発症することもあります。
これが、歯周病が生活習慣病と言われている理由です。
その他のリスクファクター、
● 歯並びが悪い(歯列不正)と、歯ブラシがうまく当てられず、歯垢(プラーク)を残しやすくなる。
● 糖尿病は、身体の免疫力を低下させ、歯周病を悪化させる。
(まあ、歯周病菌は、インスリンの動きを妨げる)
● 加齢とともに、歯肉炎や歯周炎は進行する。自然治癒することはない。
などです。
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