インプラントの適応症
インプラントは、基本的には、顎の骨が完成する20歳前後から、健康的な方であれば誰でも治療を受けることができます。
歯が無いところはすべて治療の対象になりますが、大まかに次の二つが適応条件となります。
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● インプラントを支える骨が充分あること |
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● 口腔内清掃がきちんとできること |
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※ 次の方は、インプラント治療ができない場合があります。
・重度の全身的疾患をお持ちの方
・慢性疾患をお持ちの方
糖尿病、高血圧、肝臓病、内臓疾患、血液疾患など
・放射線治療を受けている方
組織の治療が遅れますので、通常よりも治療期間を長くとる必要があります。
・口腔内清掃が不良の方
プラークコントロールができない方
・骨の高さ、硬さ、幅、質に問題のある方
骨粗しょう症など
・その他検査によって問題とされる方
咬み合せ、重度の歯周病
・ヘビースモーカーで禁煙の難しい方
組織の治癒が遅れるため、術後最低2週間はタバコを控える必要があります。
・成長期の若年者
・薬物、アルコール中毒の方
・チタンに対するアレルギーのある方
・医師(手術者)との協調が得られないような精神的に問題のある方 |